Funny-Creative

たのしいことがしたいだけ

作品のこと〝ジャンル〟って呼び方する自称オタク全員死ね

長年オタクなんかやっていますと、ネットの影響とか通信技術の発達とかで、まあ昔とは変わったなーと思うこと多いんですけど
特に近年になってから、Twitterではこういう感じの愚痴を見かけることが日常的になってきたなと思うんですよ。

「最近、○○のジャンルが荒れ過ぎててつらくなってきた・・・」

「○○ジャンルの人たちはイタい人が多くて近寄りたくない」


いやね、こういうの見る度に思うんですよ。
何の話をしてるのお前ら?

アニメにしろ漫画にしろゲームにしろ、作品は作られて提供された時点で作品として存在するじゃないですか。
それを見たファンが、何か言ったりやったりした影響で、作品が変質するなんてことあるんでしょうか。
そりゃまあ、「ファンの感想から作家がフィードバックを受けて方向性を変える」なんてこともあるでしょうが、
それで作品がつまらなくなるのは〝真に受けた作り手側の技術がヘボ〟ってだけなんで、別にファンのせいにする必要ないと思うんですよ。

そもそも〝ジャンル〟って何やねん

話を戻しますが、たぶんオタクを自称する人たちの中でも「〝ジャンル〟って一体なに?」って疑問符つけてる人も多いと思います。
ジャンルってあくまで、たとえば「ガンダムのジャンルはロボットアニメ」とか「仮面ライダーのジャンルは特撮」とか、作品のカテゴライズの意味で使われるのが一般的だったと思います。
ところが同人活動の活性とか、ネットの普及によるファン同士の交流が増えた結果、ジャンルという言葉には別の意味が付加されるようになってきたみたいです。

おそらくは、コミケのような同人イベントに参加する際、「どのジャンルとしてサークル申し込みをするか」という使われ方から発展して、
〝そのジャンルで登録している人たち〟という意味に発展していたんだと思います。「葉鍵ジャンルでサークル出展している人たち」とか。
また、そのジャンルで登録されている同人誌を買うファンたちのことも包括した言葉として、使っている人たちもいるようです。

これがSNSの普及まで時代が進むと、毎日のようにキャラや作品の話がファンの間で交わされるようになり、ファンイラストがタイムライン上を飛び交い、まるで毎日同人イベントがやってるように錯覚するほどです。
この時代において、ジャンルという言葉が「ある作品のファンとして活動している人たち」という、かなり大きな枠の言葉として扱われるようになってきた感じします。
〝同人イベントにそのジャンルで登録している人〟という元の意味がぼやけていき、作品のファンを自称する人たちのコミュニティのことをオタクでは「ジャンル」と呼ぶようになったみたいです。

趣味と人間関係どっちが大事なの

で。本題なんですが。

僕が学生だった時代は、あくまで深夜アニメとかは「限られたごく一部の人たち」が見ている物で、オタクどうしのつながりとは、偶然にも同じ趣味や価値観を持った人、という認識でした。
まず作品に対する価値観が先にあって、人間関係が後でできるような感覚なんですよね。
たとえ相手のことは人間としてそれほど好きではなくても、偶然にも近い価値観を持った者同士だから、理解者として付き合う。宗教性に近い感覚だと思います。

それが今、SNSとか見てると、なんか逆になってるような気がします。
〝ジャンル〟という、何かよく分からない仲良しグループみたいなものが前提として存在して、その人間関係に参加するために作品に向き合ったりしているように見えます。

「去年まで○○ジャンルで活動してた人たちが、新しいジャンルに移ったから、じぶんもそれに併せて作品を見よう」

みたいな、コミュニティに参加するための道具としてしか、作品のこと見てないんじゃないかって思う瞬間がよくあります。
僕は個人的な持論として

なんてことを平気で言うやつなので、ぶっちゃけ「お互い違う作品を好きになったら分かれて別の道に進めばいいじゃん」って思ってます。
それでもし、いつかまた同じ作品を好きになったとき、「ようまた会ったな」と挨拶を交わすぐらいの関係で良いんじゃないでしょうか。

周りと話をあわせるために、一生懸命流行を追いかけて、仲間はずれにならないように話を合わせて。
オタクってそういう人たちを小馬鹿にしたような人たちがなるものだったと思います。
むしろ今のオタクと呼ばれる人たちの方が、一生懸命周りにあわせて同じゲームをやる、笑われる側の人間になってきてんなって思ってます。

作品のことを〝ジャンル〟としてしか見ていない人たちへ

作品にたずさわってるスタッフが何言ったとか、ある作品の二次創作出してるやつがどんな本出したとか。
それ、作品に何か関係あります?
次再生したときいきなり内容が変わったりします?

もし、つまらなくなって感じるんだとしたら、それは最初から

人間関係とか声優とかにしか興味がなかっただけで、作品そのもののことはどうでも良いだけでしょ。

「俺は声優が大好きだから作品のことなんて声優のPV程度にしか思ってない」って言い切る声優ファンとか
「アニメのキャラなんて同人誌で犯されるために存在するとしか思ってない」と言い切れるシコシコ野郎とかは
むしろ自分の道を貫いてるオタクなんで、好感が持てると思います。

でも、本当は作品のことなんかどうでもいいくせに、「○○ジャンルに関わる人たちが大好き!」とかクソ寒い発言する人たち。
価値観があまりに合わないので近づいてほしくないので、とりあえず死んで欲しい。